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さて、今回は高速道路工事に「おくだけガードマン」をご採用いただきました。従来の現場出入口とは異なり、高速道路の工事現場へ入退場する車両の交通整理という環境でのご利用でしたので、実績としてご紹介致します。
車両接触の危険
作業現場への車両の出入りルートは一つしかありません。そのため、交通整理を行わないと対向車両に気付かず接触事故が発生する恐れがあります。
ガードマンによる交通誘導
このような環境の交通整理は、上側(現場出入り口)と下側(車両出入り口)にガードマンが配置され、トランシーバーなどによる連携で車両を交互に誘導するという方法が取られます。
おくだけガードマンによる対応
<現場環境(条件)>
- 「上側」からの車両接近を「下側」へ伝える
- 「上側」と「下側」の距離は見通し約200m
- 「上側」から「下側」へ通行する車両を優先して通行させる
<今回の対応>
- 「上側」にセンサー、「下側」に警報器を設置
- センサーが車両を検知すると警報器が警報(回転灯含む)を発し、下側の車両に停車を促す(対向車の接近を知らせる)
ポイントとなった点は以下です。
① 車両検知部(センサー)と注意喚起エリア(警報器)が離れている(約200m) ➡ 無線通信で配線不要
② 現場を出る車両のみを検知する ➡ 検知方向の判別機能
③ 機器の電源取得が困難 ➡ ソーラーバッテリー仕様(夜間はタイマー機能で電源OFF)
「おくだけガードマン」のご利用は、作業現場の出入り口だけでなく、様々な環境でご利用いただけます。
近々、指向性アンテナを使用し、さらに遠距離の通信テストを行いますのでまた改めて報告致します。
現場でのお困りごとがあれば是非当社までご連絡下さい。皆様のご期待にしっかりお応えできるよう、環境に合わせた製品づくりを全力で行ってまいります。