2021/02/13 おくだけガードマン 無線通信レポート(その2)

製品情報

 弊社HPをご覧いただきありがとうございます。

 先日、高速道路工事での「おくだけガードマン」の利用について投稿させていただきました。その際のセンサーと警報器の距離は約200mの環境でした。今回は、無線通信の距離テストとして、どれぐらいの距離まで通信ができるか測定を行いましたのでご報告いたします。
<前回のレポートはこちら>

 警報器の標準品はホイップアンテナが付いておりますが、長距離仕様として指向性の強い「八木アンテナ」を使って、いざ試験です!テスト場所は事務所からすぐ近く、淀川河川敷にて行いました。

 早速、試験結果の発表となりますが・・・、地図下段赤枠内の「合計距離」をご覧下さい。(見にくくてスミマセン・・・)
なんと、1.2kmです!しかも、この距離でも通信感度は良好、おそらくまだ通信距離は伸びると思います。地図をご覧になっていただければお分かりの通り、これ以上は線路(阪急電鉄)があったため見通しを取ることが出来ず、今回はこれにて通信テストを終了しました。以下、まとめです!

通信可能距離(センサー~警報器)
  • 標準仕様=見通し約 200m まで
  • 長距離(八木アンテナ)仕様=見通し約 1,000m(+α?)まで

※「見通し」とは、障害物が無く通信相手の機器が直線で見える状態のことを言います。

 今回、我々が想定していた通りの結果を得ることが出来ました。机上で数値上の計算をすることだけではなく、実際の試験を行うことはやはり大事ですね!自信をもって長距離通信のご提案を行うことが出来ます。

 最近いただいたお問い合わせとして、片側一車線規制の「GPS信号機」のような使い方が出来ないか?という内容が数件ありました。確かに、通行量の少ない道路規制においてはGPS信号機では対向車両が無い時にも関係なく、赤信号で待つ必要があります。「おくだけガードマン」のセンサー検知による信号切り替えを行えば、そういった状況が解消できるということです。

 長距離通信が必要な環境がどれぐらいあるかは分かりませんが、我々が想定できていない環境でのご利用方法もまだまだあるのでは?と思っております。センサーや警報器の増設、電光表示板や監視カメラなどの外部機器との連動も可能です。こんなことができればなぁ・・・ということがあればぜひお気軽にお問い合わせ下さい。
 当サイトでは、イレギュラーな利用方法などあればどんどんアップしていきますので、お時間がある時にはまたご訪問をお願いいたします。最後までお読みいただきありがとうございました!

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